もうすぐダービー、話題は圧倒的人気が予想されるディープインパクト。それも同馬が勝てるかどうかではなくて「どんな勝ち方をするか」だろう。それではディープインパクトは過去の名馬と比べてどれぐらいの強さなのだろうか。
…ということで、予想記事のほうに載せてる能力指数、あれのダービー過去10年を算出してみました。数値はあくまでダービー出走直前時点のもので、生涯的な強さの確定数値ではありません。競走馬の能力は変動相場だから。そして、全部載せるのは大変なので、取りあえず99以上だった馬限定で。
2004年 キングカメハメハ 102
コスモバルク 100
ダイワメジャー 99
2003年 ネオユニヴァース 99
サクラプレジデント 99
2002年 タニノギムレット 101
ノーリーズン 100
テレグノシス 100
シンボリクリスエス 99
2001年 クロフネ 102
ジャングルポケット 101
2000年 エアシャカール 100
ダイタクリーヴァ 100
1999年 アドマイヤベガ 100
テイエムオペラオー 100
ナリタトップロード 100
オースミブライト 99
マイネルシアター 99
1998年 スペシャルウィーク 100
セイウンスカイ 100
キングヘイロー 99
エモシオン 99
ディヴァインライト 99
1997年 シルクジャスティス 99
ランニングゲイル 99
1996年 ミナモトマリノス 102
ロイヤルタッチ 100
イシノサンデー 100
1995年 ジェニュイン 99
ホッカイルソー 99
※赤の文字はダービー馬
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こうして見てみると1998年と1999年は世代全体のレベルが高く、逆に1995年や1997年、2003年はちょっとレベルが低かったかな。フジキセキが皐月賞前に戦線を離脱し、サニーブライアンが人気薄で二冠を達成と、エイシンチャンプが朝日杯と弥生賞を連勝した世代。まぁこの辺りは一般世論と大体重なるところで、この能力指数の信頼性を示すことのできる例になると思うんだけど。
私が見るに、ここ10年での最強ダービー馬はキングカメハメハということになる。クロフネとミナモトマリノスも同数値だけど、この2頭はダービーで必要不可欠な「瞬発適性」がまったく無かったから。カメハメハに続くのはジャングルポケットとタニノギムレットで、今年は多分こんな感じになると思う。
2005年 ディープインパクト 103
アドマイヤジャパン 99
マイネルレコルト 99 |
ディープインパクト、キングカメハメハよりさらに上。皐月賞前まではアドマイヤジャパンと1差(101対100)だったのに、皐月賞だけで4つも差が付いちゃったよ。ダービー出走馬史上では歴代最強級、これは負けようがないでしょ。ちなみに10年以上前のダービー馬の数値は以下の通り。
1994年 ナリタブライアン 102
1993年 ウイニングチケット 99
1992年 ミホノブルボン 101
1991年 トウカイテイオー 101
1990年 アイネスフウジン 99
1989年 ウィナーズサークル 100
1988年 サクラチヨノオー 98
1987年 メリーナイス 100 |
三冠馬ナリタブライアンは103だろうと思ってたんだけど(てゆうか103であってほしかった)、残念ながら102止まり。ミスターシービーやシンボリルドルフは手元にラップタイムがないので分からないや。機会があればぜひ調べてみたい。
2001年 アグネスタキオン 103
1998年 エルコンドルパサー 103
1996年 バブルガムフェロー 101
1995年 フジキセキ 100 |
そして最後にオマケ。↑は実際にはダービーには出走しなかった馬が「もしもダービーに出ていたら」の仮想数値。ディープインパクト、やっぱり最強クラス。瞬発馬は特に故障しやすいので、とにかく無事で走ってくれることを願いたいね。
→過去の記事
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