コースや距離、時期を考えても荒れる要素しか見当たらない、ハンデ戦の中山牝馬ステークス。近年は全体的にハンデが抑えられる傾向にもあり、2010年以降はハンデ54kg以下の馬が11年連続で勝利している。
2着馬や3着馬にも同様の傾向は見られ、これはもう54kg以下の馬に絞って勝負しても良いのではないかなどと考えていたところ、予想ソフトはハンデ55kgの6歳馬(3)アルーシャに敢然と本命を打ってきた。
同馬の『カツラギ』予想勝率は14%なのだが、それでも『C−Lex』の後押しもあっての総合首位。2番手13%(13)ランブリングアレー、3番手12%(7)フェアリーポルカに4番手11%(2)リアアメリアなど、『カツラギ』はハンデ55kgの馬だけで上位を固めている。
『ダビジェネ』や『C−Lex』の印もこれに近いところで、56kg(8)デンコウアンジュも含め、ハンデの重い馬=実績馬を重視するのは予想ソフトにとっては当然のことなのだろう。
穴系ソフトの推奨は(14)(6)(10)の3頭なのだが、この辺りまでには買い目が回らず、今年の中山牝馬Sは6歳馬(3)アルーシャから(13)(2)(15)(7)(8)に流す結論としてみたい。
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