去年に続き、今年も重賞勝ち馬が1頭だけのG2・弥生賞。土曜2重賞に対しての日曜1重賞というのはG1にも匹敵する扱いなのだが、前哨戦を使わないことがトレンドとなった現在、トライアルの空洞化は避けられない情勢か。
そういったメンバー構成なら、予想ソフトの印は当然(2)ダノンザキッドに集中する。メンバー中唯一の重賞勝ち馬であり、しかも同コースのG1勝ち馬。これは敗れる姿を想像するほうが難しいという話にもなる。
しかしそれならば『カツラギ』予想勝率は過去最高、それこそ夢の80%台が算出されるのではないかと思ったのだが、それは意外と控えめな33%。決して低くはないのだが、意外ではある。
ちなみに近年『カツラギ』高数値と言えば、マイラーズC・ダノンプレミアムの79%、スプリンターズS・グランアレグリアの74%など。(2)ダノンの33%、これを高いと見るか低いと見るかが試案のしどころになるのだろう。
2番手争いも(10)シュネルと(6)ワンデイモアの2勝馬勢が道を譲らず、実績馬の壁は厚い。それを打破する期待は穴系ソフトにゆだねられ、今年の弥生賞は(2)から(10)(6)(7)(1)(5)の結論となる。
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