中山メインのAJCCは長距離に分類される別定の古馬重賞。数年に一度、大物が参戦するイメージのレースなのだが、今年はG1馬の参戦こそ無いものの、明け4歳の三冠馬に次ぐ第二勢力が多数参戦。なかなかに華やかなメンバー構成になったと言えるだろう。
そういった4歳馬の中でも、いま一番期待されているのは菊花賞でコントレイルとの死闘を演じた(9)アリストテレスだろうか。半年前までは6戦1勝だった条件馬が、ものの3ヵ月で(1)サトノフラッグや(4)ヴェルトライゼンデをも超えようかという存在になったのだ。
予想ソフトが評価するのも、やはり(9)アリストテレスの菊花賞2着。いや、指数的には菊花賞2着よりも、むしろその前の2連勝のほうが評価されているのかも知れない。なぜならば、近走勝ち星から遠ざかっている(1)と(4)はどちらも評価が上がって来ないからだ。
(9)アリストテレスの『カツラギ』予想勝率は27%で、これに続く2番手争いは(15)ウインマリリン、(16)ジェネラーレウーノと(7)タガノディアマンテの3頭。穴系ソフトの推奨は(6)と(13)で、今年のAJCCは(9)から(15)(16)(7)(6)(13)の結論としてみたい。
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