近年は毎年のように混戦と言われていたマイルCSだが、今年は05年のデュランダル以来、15年ぶりに単勝1倍台の1番人気が出現することになるのかも知れない。果たして(4)グランアレグリアはそこまで抜けた存在なのだろうか。
その解法のひとつとして参考にしてみたいのが、主観の入らない予想ソフトの視点。これが一応は予想勝率22%、『カツラギ』の本命ではあるのだが、全体的には○と▲が並ぶ総合2番手。オッズほど抜けた存在と扱われてはいないようだ。
具体的に指数を見てみると、安田記念の時ほど走れば完勝も、その時以外の(4)グランアレグリアでは危ういという数値。いかな(4)グランアレグリアとて、ここを勝つには自己ベストに近い走りが要求されるということなのだろう。
しかしそれより意外に見えたのは、3歳馬(17)サリオスと(6)ラウダシオンの高評価。この時期の3歳馬を予想ソフトが人気以上に推す例は多くないのだが、それでもここは『ダビジェネ』『C−Lex』の本命。
穴系ソフトの推奨は(14)(11)(1)の3頭で、今年のマイルCSは(17)から(4)(6)(14)(11)(1)に流す結論になってくる。
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