G3時代はエリザベス女王杯に繋らないレースと言われていた府中牝馬Sだが、G2に格上げされてからは傾向が一変。特に近4年などは、女王杯連対馬8頭のうち7頭が、前走でこの府中牝馬Sを使われていた。ただ、それらのうち半数は、このレースで凡走した上でのG1巻き返しという形。そういった意味では特に関連性があると言うべきものでもないのだろう。
そういった中『カツラギ』が本命に挙げるのは予想勝率34%の(2)ダノンファンタジー。グランアレグリアや(5)ラヴズオンリーユー、クロノジェネシスにカレンブーケドールなど粒のそろった現4歳牝馬世代で、それでも常に主役級の人気を集めてきた馬だ。
しかし『C−Lex』と『ダビジェネ』は(7)トロワゼトワルのほうを上位に推奨。なるほど、ヴィクトリアMでは同馬が(2)に先着という論法、それを言われると納得できる部分もある。
逆に(5)ラヴズオンリーユーは▲と△が中心の総合4番手にとどまり、これは前走の鳴尾記念2着も含めて前年オークス以降指数がほぼ横ばいという評価。今年の府中牝馬Sは(7)から(2)(1)(3)(4)(6)で勝負してみたい。
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