古くはジャングルポケットやマツリダゴッホ、近年もゴールドシップやロゴタイプなど、十指に余る“のちのG1馬”を輩出している札幌2歳ステークス。注意すべきは、それらGI馬の多くが必ずしもこのレースを勝ててはいないという点だ。このレースへ出走すること自体が陣営の期待の現われ。そういった意味では勝ち負けより出走すること自体に価値のあるレースとも言えるだろう。
昨年は新種牡馬として、このレースに2頭を送り込んだゴールドシップの産駒が1着と2着を独占。その結果を受けてか、今年は5頭の同産駒が参戦してきた。先週までにJRAで勝ち上がっているゴールドシップ産駒6頭のうち、5頭がこのレースを使うことになる。
しかし予想ソフトは(2)(7)(8)(9)(14)とそろうゴールドシップ産駒をすべて無印とし、それ以外の9頭に集中する構え。『カツラギ』の本命は予想勝率15%の(13)ソダシで、それに続くのが『C−Lex』推奨の(1)ピンクカメハメハ。
総合3番手は(11)ウイングリュックで、穴系ソフトの推奨馬は(3)(4)(10)の3頭。今年の札幌2歳Sは、(13)から(1)(11)(3)(4)(10)に流してみたい。
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