夏の小倉開催を彩る阿蘇ステークス。阿蘇山(あそさん)は世界最大級のカルデラを形成する熊本県の巨大火山で、鹿児島県の桜島と並び、九州のシンボルともいえる活火山。過去に何度か起きたと推測される超巨大噴火は、九州の全域に達する火砕流と日本全土を覆いつくすほどの火山灰を伴うとも言われている。
過去15年、ずっと3勝クラスのハンデ戦で施行されていた阿蘇ステークスだが、今年は16年ぶりの別定戦施行。今年の目玉は前走重賞の壁にぶつかったものの、オープン特別から出直して再び頂点を目指す(1)マグナレガーロの存在だろうか。
予想ソフトもその存在は無視できないようで、『カツラギ』『ダビジェネ』『C−Lex』の本命がすべてこの馬で一致。予想勝率34%、押しも押されもせぬ大本命と扱われている。
2番手と3番手の印も各ソフト、(2)メイショウワザシと(8)アルドーレとが分け合う形で、(1)マグナレガーロを頂点としての上位3頭は“動かざること山の如し”。穴系ソフトの推奨は(7)(15)(12)の3頭であり、今年の阿蘇ステークスは(1)マグナレガーロから(2)(8)(7)(15)(12)に流す結論としてみたい。
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