JRA唯一の1000m重賞となるアイビスサマーダッシュ。01年の創設当初から外枠有利と言われている直線コースだが、実は外枠の好成績が目立つのは最初の4年間だけだった。
05年以降の11年間はフラットに近い成績だったのだが、近年はまた風向きが変わり始め、16年以降は創設当初を上回る勢いでの外枠有利傾向。こういったデータの取り扱いは本当に難しいと痛感させられる。
今年は前年勝ち馬の(13)ライオンボス、直線競馬のマイスターとも呼ばれる同馬が圧倒的な人気を集めることになりそう。しかもライバル候補各馬を内に押し込めての外枠だけに、これは走る前から勝負ありとの声も幾つか聞こえてきた。
しかしながら、予想ソフトの評価は割れている。もちろん(13)ライオンボスも上位グループの1頭ではあるのだが、(11)アユツリオヤジ、(9)ジョーカナチャンや(2)ラブカンプーと並んでの2番手争いだ。
その中でもひとつ抜けたのは『カツラギ』本命(14)ゴールドクイーンで、その予想勝率は20%。穴系ソフトの推奨は(3)(7)の2頭で、今年のアイビスSDは(14)から(11)(9)(2)(3)(7)の結論としたい。
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