2歳戦最初の重賞となる函館2歳ステークス。過去には地方所属馬が幾度となく大穴を演出したレースなのだが、2012年に施行時期を若干早めて以降はそれがピタリと停止。単に施行時期の問題なのか、それとも別の理由があるのか、まったくの謎である。
しかし毎年2〜3頭出走の地方馬が、今年は(5)ラジアン1頭だけ。優先出走権が得られる栄冠賞も4番人気6着では『カツラギ』評価も上がってはこない。
今年の注目馬は、4年前に函館2歳Sで記録された1分9秒2を大きく上回る1分8秒7のレコードタイムをデビュー戦で叩き出した(15)モンファボリだろう。タイムだけで比較するなら多少パフォーマンスを落としたとしても負けようがない一戦ということにもなる。
さすがにこのインパクトには予想ソフトも逆らえず、すべての本命が(15)モンファボリで一致。あとは『カツラギ』予想勝率33%を高いと見るか低いと見るかという話になってくるのだろう。
総合2番手も外枠(14)番のフォルセティで、穴系ソフトの推奨馬は(2)(1)(13)(7)の4頭。今年の函館2歳Sは(15)モンファボリから(14)(2)(1)(13)(7)に流す結論としてみたい。
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