春のG1戦線、クラシック第一弾は牝馬限定の桜花賞。今年はレコードで5馬身差圧勝の2歳女王(17)レシステンシアが前哨戦で敗れ、彗星のように現れた(9)デアリングタクトと1番人気を争う形。これを2頭の一騎打ちと見るか、それとも6番人気辺りまで含めた上位拮抗の混戦と見るか、まずそこで予想の方向性が大きく変わる一戦となりそうだ。
予想ソフトの印を見ても、この辺りはどちらに振れているとも断定できない感。たとえば『カツラギ』は予想勝率14%で(11)クラヴァシュドール本命、2番手3番手も12%(4)サンクテュエールと11%(5)マルターズディオサで、(17)は8%の5番手まで。阪神JFの指数がチューリップ賞3着と同等レベルなのだから、高く評価しようが無いということか。
ところが『ダビジェネ』や『C−Lex』は、それがどうしたと言わんばかりに(17)レシステンシアを強く支持。G1実績で判断するならこれも当然の話であり、ならば実績で劣る(9)デアリングタクトが無印になるのも不思議なことではない。
穴系ソフトの推奨馬は(3)(16)の2頭で、結論としては(17)から(11)(4)(5)(3)(16)。どう考えても難解な一戦だ。
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