コースや距離、時期を考えても荒れる要素しか見当たらない、ハンデ戦の中山牝馬ステークス。毎年2〜3頭ほどがハンデ56kg以上に設定されるレースなのだが、今年は56kgが1頭だけ。4歳馬は割と軽量に設定される時期なので、今年は5歳以上の層が薄いということなのかも知れない。
そういった意味で期待されるのは4歳55kgの(11)コントラチェック。1年前の、この時期には怪物の呼び声も高かった素質馬が、復活を印象付けてのステップにこのレースを選択してきた。
しかし(11)コントラチェックの予想ソフト評価は驚くほど低く、『カツラギ』は同じ4歳でも53kg(9)エスポワールのほうを筆頭に推奨。『ダビジェネ』『C−Lex』の本命はトップハンデ56kgの(5)デンコウアンジュと出て、(11)コントラチェックは総合6番手ということになってしまった。
穴系ソフトの推奨馬は(4)メイショウグロッケ、(2)フィリアプーラと(1)レッドランディーニの3頭で、買い目のほうは驚くほどスムーズに決定。今年の中山牝馬Sは(11)コントラチェック軽視、(5)デンコウアンジュから(9)(3)(4)(2)(1)に流す結論となる。
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