今年は重賞勝ち馬が(5)ブラックホール1頭だけというメンバー構成になった弥生賞。重賞勝ち1頭はトゥザワールドが勝った2014年以来のことになるのだが、それ以前も調べてみるとダンスインザダークが勝った1996年などは重賞勝ち馬不在の弥生賞だった。
しかもその年の弥生賞は、後の皐月賞馬イシノサンデーや菊花賞馬ダンスインザダーク、NHKマイルカップ勝ち馬のタイキフォーチュンなど活躍馬を多数輩出。重賞勝ち馬の頭数が弥生賞のレベルに直結するという訳ではないようだ。
そういった意味では、むしろ今後の伸びしろを測るレースになる弥生賞。(1)サトノフラッグが注目されるところだが、『カツラギ』は同馬を予想勝率9%の4番手にとどめてきた。過去2走の指数は重賞レベルに足らず、そこからの伸びしろも決して大きくはないという見解だ。
逆に35%(8)ワーケアや28%(10)オーソリティは重賞レベルの指数をクリアしており、そこから更に上げてくるとの予測。オープン勝ちもない(1)を高く評価する予想ソフトはなく、今年の弥生賞は(8)から(10)(3)(6)(7)(2)に流す結論としてみたい。
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