現役ダートで最強の座を争う数頭の姿がなく、相対的に手薄なメンバーと見えてしまう今年のフェブラリーS。1週間後にサウジアラビアで1着賞金11億円以上のダート戦が組まれているだけに、日程的には致し方のないところだろう。
そういった中、前哨戦で彗星のように現れたのがダート初戦を圧勝した(12)モズアスコット。新星と呼ぶには失礼な芝のG1馬なのだが、相対的なメンバー構成から、この馬がダート界の新星として大いに注目されることになる。
予想ソフトは芝、ダートの違いを考慮しない傾向にあり、ならば芝のG1勝ち馬である(12)モズアスコットは当然の実績最上位。『カツラギ』は予想勝率20%の同馬と、15%(5)インティを推奨し、『ダビジェネ』や『C−Lex』もそれに追随する形となった。
3番手以下は大きく離れて(3)ワイドファラオ、(4)タイムフライヤーと(16)ワンダーリーデルの3頭が並び、むしろ気になるのは(2)アルクトスや(9)サンライズノヴァの印の薄さか。穴系ソフトの推奨は(8)(7)(13)の3頭で、今年のフェブラリーSは(12)から(5)(3)(4)(16)(8)に流す結論としてみたい。
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