今年も怪物候補生が多数集結する朝日杯FS。候補生のほとんどは怪物ではないのだろうが、もしかすると本当に怪物が存在するのかも知れない。キャリアの浅い2歳戦にはそういった楽しみがある。
今年、その筆頭候補は文句なしに(6)サリオスなのだろう。新馬戦で見せた驚異の末脚と、2戦目に見せた驚異の差し返し。それこそ過去2年の勝ち馬、ダノンプレミアムやアドマイヤマーズを彷彿とさせるレース振りだったと言えるだろう。
しかしながら、そうではない。予想ソフトの(6)サリオス評価はダノンプレミアムやアドマイヤマーズ以上の物だと考えられる。たとえば『カツラギ』予想勝率はその2頭が25%と33%であったのに対し、今年の(6)サリオスは堂々の37%。相手関係を含めない指数数値を比較しても53と52に対しての55。つまりはイメージ上のライバルである、過去2年勝ち馬をも完全に上回っているということだ。
当然2番手以下は大きく離される形で、穴系ソフトの推奨は(15)(10)(5)の3頭。ならば今年の朝日杯FSは堅軸からのヒモ穴狙い、(6)サリオスから(7)(1)(15)(10)(5)に流す勝負としてみたい。
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