2歳牝馬のナンバー1決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズ。朝日杯FSに対してホープフルSがある牡馬の路線と違い、牝馬はこのレースが唯一無二の頂点。以前は波乱傾向の強いレースだったが、06年の阪神改装以降は、翌年のG1戦線に直結しやすいレースとなっている。
今年の2歳牝馬戦線は、まず8月に(3)ウーマンズハートが圧倒的なパフォーマンスを見せ、続いて10月に(10)クラヴァシュドールが躍進。そしてそれらをも脇役に押しやってしまうのが(15)リアアメリアの存在なのだが、そこには血統的な後押しがあるのかも知れない。
なぜならば(15)リアアメリアの予想ソフト評価は総合4番手でしかないからだ。『カツラギ』は予想勝率21%で(10)クラヴァシュドールを筆頭に推奨し、続いて17%(4)レシステンシア。
12%(3)ウーマンズも加えて、(10)クラヴァシュドールの下に3頭が横並びという形なのだが、たとえば9%(13)ジェラペッシュや8%や(9)マルターズディオサなど、5番手以下の馬ともオッズほど差があるようには見えず、つまりはヒモ穴を狙うべきレース。阪神JFは(10)から(13)(9)(7)(11)(1)へ。
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