97年キングヘイローや98年アドマイヤコジーン、01年アドマイヤマックスなど、かつては勝ち馬がG1級スプリンターに育つことが多かった東京スポーツ杯だが、11年ディープブリランテや13年イスラボニータ、そして17年ワグネリアンなど、近年はクラシックへ繋がる一戦となってきた。
そういった意味でも人気を集めるのは、実績馬よりもクラシックでの活躍を期待される大物候補たち。血統と実績を兼ね備える(1)ラインベックは、実績を重視する予想ソフトにとっても魅力的な存在となるに違いないと思っていた。
しかしそれでも、さにあらず。『カツラギ』は予想勝率32%の高確率で(4)ゼンノジャスタを筆頭に推奨し、さらに『ダビジェネ』も含めた約半数が同馬に◎。たしかに実績一番ではあるのだが、それにしても驚いた。
『C−Lex』の本命は、これも驚きの(8)マイネルデステリョで、(1)は(6)に次いでの4番手。どうも勝ち時計の遅さが指数のネックになっているようだ。穴系ソフトの推奨もディープインパクト産駒3騎には集まらず、今年の東京スポーツ杯2歳Sは(4)から(8)(6)(3)(2)(7)での勝負としてみたい。
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