出走全馬が初めて経験することになる3000mの距離。クラシック三冠最後のレースとなる菊花賞は、これまで以上に総合力が問われる一戦となるのだろう。
新興勢力や長距離血統の伏兵が楽しみな菊花賞だが、それでも人気の中心となるのは春の実績馬。今年は(13)ヴェロックスが実績で抜けているようにも見えるのだが、これが意外なことに重賞未勝利馬。この二律背反的な実績を、予想ソフトがどう評価するのか。実はそれがまず最初の楽しみだと考えていた。
そして予感が的中したと言うべきか。『カツラギ』は予想勝率14%の(13)ヴェロックスではなく、17%で(2)ニシノデイジーを筆頭に推奨。他に(12)レッドジェニアルと(18)メイショウテンゲンしか重賞勝ち馬がいない中での、唯一の重賞2勝馬。当然と言えば当然の本命なのだろう。
(13)ヴェロックスと並んで2番手を争うのは12%(1)ザダルであり、少し離れて(14)サトノルークス、(7)ヒシゲッコウの順。穴系ソフトの推奨馬は(4)(10)(8)(17)(18)の5頭で、驚くほどに伏兵多数。馬連5点に絞るなら、ここは(2)から(13)(1)(14)(4)(10)での勝負としてみたい。
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