5月のG1・NHKマイルカップの前哨戦となるニュージーランドトロフィー。一ヵ月前まではマイル路線とクラシックの両睨みだった各馬も、このレースへの出走をもって完全に分断。ここに出走した馬のほとんどは、勝ち負けに関係なく次走もマイル以下の距離を使われることになってゆく。
実績馬不在で人気が割れてしまうことが多いNZTだが、1番人気の勝率は意外に悪くない。むしろ人気が割れる分だけ、1番人気がおいしい存在になってしまっているぐらいだ。
今年もある程度人気は割れそうだが、1番人気は実績馬の(11)アガラスだろうか。基本的に先団レースを進める馬だが、末脚勝負になった東京スポーツ杯で最も良い走りを見せているだけに、今回どういった戦法で臨むのかが気になる馬でもある。
予想ソフトの本命は(11)アガラスと(4)ヴィッテルスバッハ、(13)カルリーノの3頭で割れた。(13)カルリーノは6走前と7走前に重賞で3着の実績馬。これは人気の盲点になりそうだが、総合首位は『カツラギ』予想勝率14%の(11)アガラス。今年のニュージーランドTは(11)から(4)(13)(1)(6)(9)に流す結論としてみたい。
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