97年キングヘイローや98年アドマイヤコジーン、01年アドマイヤマックスなど、かつては勝ち馬がG1級スプリンターに育つことが多かった東京スポーツ杯だが、11年ディープブリランテや13年イスラボニータ、そして17年ワグネリアンなど、近年はクラシックへ繋がる一戦となってきた。
そういった意味でも人気を集めるのは、実績馬よりも将来性を期待される大物候補たち。しかし予想ソフトは基本的に将来性よりも実績を重視する傾向。予想ソフトという名称ではあるのだが、その多くがやっていることは未来予想ではなく、過去実績の綿密な比較。未来は過去を前提に成り立っているという考え方だ。
ならばオープン特別を勝ち、重賞も2着の(11)ナイママが多くの本命票を集めるのもまったく不思議ではない。『カツラギ』予想勝率21%、むしろ札幌2歳Sで同馬に先着している(2)ニシノデイジーが4番手にとどまったことに驚いてしまうぐらいだろうか。
その両頭の間に入るのは、やはりオープンでの実績がある(3)カテドラルと(7)ヴェロックスで、東京スポーツ杯2歳Sは(11)から(3)(7)(2)(4)(6)に流す結論となる。
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