東京メインの富士ステークスは、G1・マイルCSへのステップと位置づけられるG3。2週前には類似条件のG2・毎日王冠、翌週にはG1・天皇賞が控える日程で、メンバー構成は手薄になりがち。ゆえに人気薄の好走が目立つ、荒れ傾向の重賞となっている。
とは言え、今年は前年1番人気1着の(6)エアスピネルが前年と同じ57kgで出走。馬番までもが前年と同じ6番というオマケ付きだ。予想勝率24%を提示する『カツラギ』を筆頭に『ダビジェネ』『C−Lex』など、大多数の予想ソフトが同馬を本命に推挙。デビュー以来16戦、1度も掲示板(5着)を外していない堅実さにも注目しておきたい。
(6)エアスピネルに続く総合2番手は19%の(8)ロジクライで、3番手に牝馬の(11)ワントゥワン。実績では(6)エアスピネルをも上回る(13)ペルシアンナイトは、マイルCSも大阪杯も指数的にはそれほどでもなく、総合4番手の位置に収まった。
穴系ソフトの推奨馬は(9)ハクサン、(5)ゴールドと(7)ウインガニオンの3頭で、買い目的には悩むところもなく決定。第21回富士Sは、(6)から(8)(11)(9)(5)(7)の5頭に流す結論としてみたい。
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