アイルランドとの外交関係樹立60周年を記念して、昨年からアイルランドトロフィーの名称が加わった府中牝馬S。施行時期や距離的にヴィクトリアマイル上位組対クイーンS上位組といった構図になりやすい重賞だが、今年も両レースの上位馬が多数出走。そのどちらにも出走していない馬は(1)クロコスミアと(5)キョウワゼノビア、11頭中2頭だけということになる。
逆にヴィクトリアMとクイーンS、ともに出走しているのは(3)ソウルスターリング。考え方によっては、この馬が良い物差しになるのかも知れないが、それぞれのレースで負担重量が異なるので、最低限そこはチェックしておくべきだろう。
そういったことを加味してか、予想ソフトの票は割れてきた。『カツラギ』予想勝率23%の(10)リスグラシュー、『ダビジェネ』本命(1)クロコスミア、『C−Lex』推奨の(9)カワキタエンカ、ヴィクトリアM勝ちの(6)ジュールポレールはそれらに続いての4番手か。
(6)ジュールポレールにしても意外ではあるのだが、(4)ディアドラがそれらを上回れなかったのはさらに意外。府中牝馬Sは(10)から(1)(9)(6)(7)(5)に流す結論となる。
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