一昨年から重賞に昇格した、秋華賞トライアルの紫苑ステークス。弥生賞や皐月賞など、3歳牡馬の専用コースといったイメージもある中山芝2000mだが、ここに牝馬限定戦が絡んでくるのはなかなかに興味深い。
予想ソフトの本命は、(1)マウレアで大勢が一致した。ラッキーライラックやリリーノーブルとともに、春の牝馬クラシック戦線を牽引していた馬だ。その両頭、ましてやアーモンドアイのいないここでは最上位と評されて当然の実績だろう。
『カツラギ』だけは(1)マウレアの予想勝率19%に対して、28%(14)ノームコアのほうを上位に挙げてきたのだが、総合で逆転するまでには至らず。この2頭が3番手以下を大きく引き離す評価内容となった。
必然的に3番手以下は横一線の混戦となってしまい、その中から一角崩しを狙う戦法が現実的。その候補は(6)クイーングラスと(12)アヴィオールの2頭であり、さらに穴系ソフト推奨の(10)ロマンテソーロと(16)ロフティフレーズ。今年の紫苑ステークスは(1)マウレアから(14)(6)(12)(10)(16)の5頭に流す結論としてみたい。
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