古くはジャングルポケットやマツリダゴッホ、近年もゴールドシップやロゴタイプなど、十指に余る“のちのG1馬”を輩出している札幌2歳S。注意すべきは、それらGI馬の多くが必ずしもこのレースを勝ててはいないという点か。このレースへ出走すること自体が、陣営の期待の現われだと思われる。
こういったメンバーなら、予想ソフトに評価されそうなのはオープン勝ちの(14)ナイママと重賞2着の(9)ラブミーファイン、そしてレコード勝ちの(10)ウィクトーリアだろうか。予想ソフトが行っているのは将来性の予測ではなく、あくまで現状の優劣比較だからだ。
ということで、『カツラギ』の本命は予想勝率28%での(10)ウィクトーリア。そして総合でそれを大きく上回るのが、コスモス賞勝ちの(14)ナイママだった。こちらも『カツラギ』予想勝率は22%なのだが、意外なのは距離実績もある(9)ラブミーファインで、これは総合6番手にとどまった。
(1)クラージュゲリエは予想ソフト的には何も強調できる点がなく、穴系ソフトの推奨馬は(7)(8)(13)(11)の4頭。今年の札幌2歳Sは(14)から(10)(7)(8)(13)(11)の結論となる。
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