中京メインのマレーシアカップは毎年10頭前後の少頭数で行われるイメージのレースなのだが、それにしても今年は驚きの6頭立て。JRAのメインレースが6頭立てというのは記憶になかったのだが、どうやら2000年の6月11日以来、約18年ぶり。今世紀に入ってからは初めてのようだ。
1996年夏には5頭立てのメインレースもあるのだが、“少頭数だから簡単”ともいかないのが競馬の難しいところ。たとえ4頭立てでも3頭立てでも、難しいレースは難しいのだ。
そういった筆者の思いを汲み取るかのように、予想ソフトの評価は割れた。6頭立てなのに、本命が4頭に割れた。(1)サトノティターン、(2)エンジニア、(3)メイズオブオナーと(6)スズカルパン。印の数でも4頭がほぼ横一線となっているのだが、総合首位は(1)サトノティターン。決め手は58%の『カツラギ』予想勝率だ。
そういった意味では『カツラギ』だけは(1)サトノティターン58%、(3)メイズオブオナー20%、(2)エンジニア15%と明確な序列を付けている。穴系ソフトの推奨馬は(5)(4)の2頭で、マレーシアカップは(1)から(3)(2)(6)(5)(4)に流す結論となる。
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