今年から重賞に昇格することになった葵ステークス。これが実に、小倉2歳S以来約9ヵ月ぶりとなる“世代限定のスプリント重賞”だ。否応なしに距離延長への対応を余儀なくされていた世代のトップ・スプリンターが、やっと走れる得意距離。ラップを見れば一目瞭然、スプリンターとマイラーは別物なのだ。
ということで、このレースを心待ちにしていたのは、小倉2歳Sの勝ち馬(2)アサクサゲンキだろうか。これこそ距離延長への対応を余儀なくされたトップ・スプリンター。唯一の重賞勝ち馬であり、言うまでもなく実績最上位。『カツラギ』は予想勝率23%で同馬を最上位に評価した。
ところが、それに真っ向から対立してきたのが『ダビジェネ』推奨の(13)タイセイプライド。(2)アサクサゲンキとは2度走って2度とも後塵を拝しているのだが、2走前のクリスマスローズS、これが小倉2歳Sの指数を大きく上回っているのが決め手となったようだ。
上位2頭は抜けた評価で、穴系ソフトの推奨馬は(8)オジョーノキセキ、(15)ミッキーワイルド、(16)アイアンクローと(6)レグルドールの4頭。葵Sは(13)から(2)(8)(15)(16)(6)に流す結論となる。
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