2歳馬にとっては初めての2000m重賞となる京都2歳ステークス。重賞昇格前からヴィクトワールピサやエピファネイアを輩出してきた出世レースであり、今年もクラシックを意識する期待馬が集結してきた。
予想ソフトは基本的に実績重視。しかもそれはタイムの比較ではなく、レースの格と着順で考えられている。データを組み込める数万レースを検証した結果、多くのソフトが現在の勢いや将来的な期待よりも、過去の実績を重視すべきと判断したのだ。出発点も思考過程も違う各種ソフトだが、この点だけは一致しているのがひじょうに興味深い。
ということで、ここは当然2勝馬の(2)タイムフライヤーと(3)マイハートビートが圧倒的な高指数、そしてオープン特別を勝っている(2)タイムフライヤーが上位ということに。『カツラギ』予想勝率も盤石の33%で、これを疑う余地はない。
同じ予想ソフトという括りでも、穴系ソフトはまったく違ったロジックで、強い弱いではなく、良くも悪くも人気と着順が剥離した馬を狙う傾向。このレースでの狙いは(1)(7)(4)(9)の4頭で、京都2歳Sは(2)から(3)(1)(7)(4)(9)に流す結論となる。
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