前身となるいちょうステークスの時代から、常に少頭数のレースだったサウジアラビアロイヤルカップが、今年は驚きのフルゲート18頭立て。ただ単に頭数が多いだけではなく、かなりの素質馬が集結した印象だ。
その中でも予想ソフトが筆頭に挙げるのは、唯一の2勝馬であり必然的に実績最上位となる(16)ステルヴィオだった。さらにそれに続く“重賞3着”の実績を持つ(14)テンクウと(6)ダブルシャープが2番手と3番手に入っている辺り、実に予想ソフトらしい印の付き方だと思われた。
予想ソフトは将来性や勢いではなく、あくまで過去実績を重視する。予想ソフトという名称ではあるのだが、やっていることは未来予測ではなく、過去実績の比較なのだ。希望的観測や未知への挑戦は不要、それらが予想においての不純物となることも少なくはない。
ただしそれら本命系とはまったく違うロジックの“穴系ソフト”は、10番人気1着、1番人気10着など、人気と着順がリンクしない馬を重視する傾向。ここで選ばれたのは(1)(4)(7)の3頭で、サウジアラビアRCは(16)から(14)(6)(1)(4)(7)に流す結論になる。
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