3歳の大物が始動する神戸新聞杯。予想ソフトは勢いや将来性よりも過去の実績を重視する傾向にあるだけに、ダービー馬が出走するこのレースは、問題なくこの馬に◎の印が集中するものと考えていた。
しかし予想ソフトの計算を終わらせ、印を一覧にしてみると、遅れてきた大物と言われる(5)キセキが(8)レイデオロを大きく上回ることに。唯一『カツラギ』が(8)レイデオロを本命に推すも、その予想勝率は17%であり、16%の(4)や12%の(5)(3)(14)と差のない状態で。
これは異常事態と、各ソフトの指数を見くらべてみたところ、どうやらダービーの指数が低く出ているようだ。(8)レイデオロに至っては5着に敗れた皐月賞指数のほうが高く、その皐月賞指数をも2走連続で上回ってきたのが、条件戦を連勝した(5)キセキであるという論法だ。
『ダビジェネ』『C−Lex』は(5)キセキの近走を、皐月賞&ダービーを上回ると評価しているのだが、それとて例年の神戸新聞杯なら3〜5位相当という辺りが、今年の3歳牡馬のレベルということなのかも知れない。神戸新聞杯は(5)キセキから(8)(3)(14)(9)(1)へ。
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