今年は3歳馬(1)サトノアレスの参戦が目玉となる函館記念。G1勝ち馬のハンデ54kgを軽いと見るかどうかで意見が割れるところだが、3歳夏季にハンデ重賞で54kg以上を背負って勝った馬となると、ニッポーテイオーやサッカーボーイの時代までさかのぼらねばならず、この斤量でも勝てば十分な快記録となる。
ちなみに函館記念、86年ニッポーテイオーのハンデは55kgで、88年サッカーボーイは56kg。サッカーボーイの5馬身差圧勝を受けて、88年小倉記念のコスモドリームや92年函館記念サンエイサンキューは3歳牝馬ながら55kgのハンデを課せられることになっていた。
それらを総合すると、(1)サトノアレスのハンデ54kgはおおむね妥当なところだろう。予想ソフトもこの斤量比較には苦悶しているのか、◎と無印が交互に繰り返されるような混乱ぶり。
最終的には『カツラギ』が予想勝率26%で推奨する(1)サトノアレスが総合首位。『ダビジェネ』本命(10)ステイインシアトルもわずかに及ばず、3番手には(14)タマモベストプレイ。穴系ソフトの推奨馬は(2)(15)(5)の3頭で、函館記念は(1)から(10)(14)(2)(15)(5)に流す結論となる。
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