中山メーンのダービー卿CTは、荒れ傾向の強いハンデ戦。毎年5〜6頭ほどが参戦していた4歳勢も、今年は(12)ロイカバードと(15)ダンツプリウスの2頭だけであり、例年と比較してもやや低調なメンバーであることは否めないか。
それを裏付けるように、昨年1番人気に推されながら8着に敗れた(5)キャンベルジュニアが、再び昇級初戦で人気の中心になりそうな気配。同馬の取捨がこのレースのポイントだろうか。
そう考えていたところ、『カツラギ』の評価に驚いた。(5)キャンベルジュニア、驚異の予想勝率61%。算出された指数の詳細を見ると、前走の準オープン勝ちが“G1勝ち”に匹敵するハイレベル戦と設定されているためだ。たしかに走破タイムの1分33秒3は、春季の中山開催としては重賞勝ちにも匹敵する好時計。
『カツラギ』ほど抜けた評価ではないのだが、『ダビジェネ』や『C−Lex』も本命は(5)キャンベルジュニアで一致しており、2番手18%の(8)グランシルク以下を大きく引き離すことになった。荒れ傾向のハンデ戦ではあるが、今年は軸不動。ダービー卿CTは(5)から(8)(12)(3)(14)(6)へ。
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