前年2番人気2着の(7)フィエロと、1番人気3着の(8)イスラボニータ、そして3番人気4着の(2)サトノアラジンがふたたび顔をそろえるマイルCS。この3頭は半年前の安田記念でも3着、4着、5着に入っており、モーリスと共に、この1年のマイル戦線を牽引してきた3頭と言えるだろう。
しかし(7)フィエロと(8)イスラボニータは2年以上勝ち星がなく、(2)サトノアラジンも強い競馬を見せたのは1400m。絶対王者たるモーリス不在であれば、波乱含みの様相も否めないところではある。
ただ、予想ソフトは基本的に距離適性を気にしない傾向にある。何千、何万のレースを検証し、距離は必要以上に気にしないほうが吉という結論にたどり着いたのだろう。短距離戦より長距離戦のほうが高指数になりやすい、その一点で突破できる命題だからだ。
そしてそれを差し引いて、なお、1400mで高指数を叩き出した(2)サトノアラジンが『カツラギ』の本命。マイル以上の中距離で実績を挙げている(8)(1)(15)らを従えての、予想勝率27%。マイルCSは(2)サトノアラジンから(8)(1)(15)(10)(13)に流す結論となる。
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