距離1400mの京王杯2歳SとファンタジーSが終了し、これ以降、2歳・3歳世代限定の重賞は、すべて1600m以上での施行となる。クラシックを意識した2歳馬が続々と重賞に挑戦しはじめる時期だ。
今年のデイリー杯2歳Sは半数が牝馬という珍しい構成。牝馬限定のアルテミスSやファンタジーSではなく、あえてここに挑戦してきた意図を考えるのも競馬の楽しみのひとつなのだが、今年は牝馬の層が厚く、牡馬相手のほうが組し易しという狙いもあってのことかも知れない。
それを裏付けるように、予想ソフトが高く評価してきたのは、やはり(7)ディーパワンサと(6)ジューヌエコールの牝馬2頭だった。2勝馬3頭はすべて牝馬であり、しかもこの両頭は2戦2勝なのだから、当然といえば当然のことだろうか。
とくに(7)ディーパワンサは『カツラギ』予想勝率31%での総合首位。穴系ソフトの推奨馬も(9)ベルカプリと(5)ビーカーリーの牝馬2頭が並び、評価順で上位に入った牡馬は総合4位の(4)ユノディエールだけ。デイリー杯2歳Sは(7)ディーパワンサから(6)(2)(4)(9)(5)、ここは牝馬重視の結論となる。
→記事説明書 →過去の記事
|