東京メーンの富士ステークスは、G1・マイルCSへのステップと位置づけられるG3。3歳トップマイラー始動のレースとして定着してきた富士Sだが、今年は早くもこの秋2戦目となる3歳馬が2頭出走。重賞昇格以来初めての少頭数でもあり、例年とは少し違った雰囲気も感じ取れる。
過去傾向を見ると3歳馬の活躍が目立つレースではあるのだが、それらはすべて斤量54kg以下での勝利だった。55kg以上の実績馬は、G1ホースも含めて延べ19戦0勝、2桁大敗も少なくはないというのは、少々意外なデータだろう。
それを見越してのことではないと思うのだが、京王杯AHでは(11)ロードクエストを予想勝率20%で首位に挙げていた『カツラギ』も、ここでは11%の3番手。同レース3着の(2)ダノンプラチナも同様の傾向を見せていることから、ここは京王杯よりも相手が強いと考えて間違いはないのだろう。
それとは逆、相手が楽になるのは久しぶりにG3への出走となる(4)イスラボニータ。予想ソフトがそこに目を付けないはずはなく、『カツラギ』38%の圧倒的首位。富士Sは(4)から(3)(8)(1)(9)(6)に流す結論となる。
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