今年は2008年以来8年ぶりに3歳馬の出走がなく、G1ホースも2頭だけ。例年にくらべると小粒なメンバーともいえる毎日王冠。それを払拭させるのは、最強牝馬として再び名乗りを挙げた(10)ルージュバックの存在だろうか。
しかし重賞2勝の(10)ルージュバックや(7)アンビシャス、さらには重賞1勝の(2)ステファノスまでもが、G1・3勝の(9)ロゴタイプより人気という構図には違和感を覚えないこともない。
着眼点は違えど、予想ソフトもそういったムードを感じ取っているようで、(10)(7)(2)の評価はそれほど上がらない。それらの上に配置されたのは、重賞6勝の(3)クラレントや重賞4勝(5)ディサイファといった辺りだった。もちろん重賞4勝(9)ロゴタイプもこのグループ。
しかし上位拮抗でも混戦でもない。さらにそれらの上、『ダビジェネ』『C−Lex』など、ほとんどのソフトが◎に指定してきた(6)マイネルミラノの存在があるからだ。
推奨理由は高値安定の近走と、函館記念の高指数。おそらくは人気とはかけ離れた評価順、毎日王冠は(6)マイネルミラノから(3)(5)(9)(7)(2)に流す結論となる。
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