前日のシリウスSをマスクゾロが快勝し、ついに1番人気が9連勝となった今秋の重賞戦線(障害重賞も含む)。スプリンターズS、10頭目となる1番人気馬は、どうやら(1)ビッグアーサーか。半年前、重賞未勝利にも関わらずG1・高松宮記念で1番人気に推された素質馬が、今度は実績をともなってのG1出走となる。
しかしそう簡単に事は運ばない。予想ソフト『カツラギ』の本命は(2)ブランボヌールで、その予想勝率は20%。『C−Lex』の推奨も14%の(13)レッドファルクスであり、『ダビジェネ』本命19%の(1)ビッグアーサーと、3頭横並びの様相を呈しているのだ。
(1)ビッグアーサーは総合2番手ではあるものの、むしろ注目すべきは『カツラギ』の本命に加え、『ダビジェネ』『C−Lex』も対抗に挙げている(2)ブランボヌールの存在だろう。
たしかに(2)ブランボヌールも(13)レッドファルクスも、1200mの距離に限れば3戦全勝の重賞勝ち馬。そう考えればこの高評価も不思議なことではない。穴系ソフトの推奨は(3)(8)(10)の3頭。スプリンターズSは(2)から(1)(13)(3)(8)(10)で、波乱の決着を待ち望む結論となる。
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