函館メーンの函館記念は、前週の七夕賞と並び夏競馬の象徴となる芝2000mのハンデ重賞。近年は競馬場の改装や距離変更でバリエーションが出てきたのだが、20世紀の夏競馬は、平坦小回り芝2000mのハンデ重賞が2ヵ月ほど毎週続くようなイメージだった。
トップハンデはオープン6勝の良血馬、未完のまま8歳となってしまった(2)トーセンレーヴだが、人気的には(3)レッドレイヴンと(4)バイガエシの一騎打ちか。予想ソフトは勢いより実績を重視する傾向にあり、当然ここは(3)レッドレイヴンのほうに大多数の票が集まることになった。
(3)レッドレイヴンの『カツラギ』予想勝率は23%。2番手(6)マイネルミラノが10%、3番手(15)ダービーフィズ(前年勝ち馬)が9%であることを考えると、ハンデ戦としてはかなりの高確率と考えても良いだろう。
それに対して(4)バイガエシは予想勝率は2%の総合13番手。ちょっと極端すぎるような気がしないでもないが、神戸新聞杯4着も含めて、近走いずれも重賞レベルの指数に達していないという見解。函館記念は(3)から(6)(14)(15)(8)(13)に流す結論となる。
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