これまでほぼ5〜6年ごとに、時期や距離、ハンデ戦や格付けなど、施行条件が一新され続けてきた鳴尾記念。宝塚記念へのステップレースという位置づけになって今年で5年目になるのだが、さすがにここで落ち着くのだろうか。
まず『カツラギ』が期待するのは重賞3勝馬である(3)サトノノブレス。菊花賞2着も含めれば実績最上位の存在なのだが、それでも予想勝率38%は意外ともいえる高率と見えた。
しかし、それを数の力でシャットアウトするのが『ダビジェネ』『C−Lex』推奨の(7)パッションダンスだ。新潟重賞4戦3勝、新潟巧者というイメージが定着してきた同馬だが、実は阪神芝2000mも4戦3勝。『カツラギ』以外の◎はすべてこの馬が押さえており、この馬が(10)ヤマカツエースも(12)ステファノスもまったく寄せつけない。
(10)(12)の2頭は3、4番手に付けており、上位評価としては順当なところ。問題は、そこからただ1頭だけ抜け出した(7)パッションダンス、ここが決め手となるのだろう。穴系ソフトの推奨は(5)(11)の2頭で、鳴尾記念は(7)から(3)(10)(12)(5)(11)に流してみたい。
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