3月。なぜか毎年この時期に集中して施行される中山芝1800m重賞。中山記念、中山牝馬Sに続いて、今週のスプリングSとフラワーC。その次は年内施行されず、おそらく来年3月の中山記念になるはずだ。過去20年以上さかのぼっても変化のない、不思議なコース設定である。
すでに重賞を勝っているような馬はチューリップ賞やフィリーズRを目指すため、実績馬不在、混戦のイメージが強いフラワーCだが、それだけに実績だけではなく将来性も含めた人気が形成されそうなところだ。
予想ソフトは基本的に“将来性より実績重視”なのだが、ここは意外にも未勝利を勝ち上がったばかりの(9)エンジェルフェイスが『カツラギ』『C−Lex』の本命としてクローズアップされることになった。
ただしその予想勝率は13%。指数を見ると通常重賞では掲示板も難しいレベルであり、1番人気としての信頼度は今ひとつ。まさしく“どんぐりの背比べ”的な状況で、それならば総合2位の(1)ラブリーアモンからの穴狙いのほうが楽しみがありそうだと思うに至る。変則的だが、フラワーカップは(1)から(9)(3)(7)(12)(2)へ。
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