この世代で最初に頭角を現わした(10)ロードクエストも、次々にそれを上回るような素質馬の出現で、相対的に評価を落としてしまった感がある。超ハイレベルとも言われる、この世代の中心勢力に返り咲けるのか。ここは復権を賭けるスプリングSとなるのだろう。
しかしその(10)ロードクエストに、いきなりの黄信号。なんと半数を超える予想ソフトが、(10)ロードクエストではなく(4)マイネルハニーのほうを上位に挙げてきたのだ。もちろん、(10)の実績が軽視されているわけではない。驚くべきは、例年の皐月賞勝ちにも匹敵する(4)マイネルの前走指数だ。
とくに『カツラギ』は(4)マイネルハニーの予想勝率を30%とぶち上げ、(10)ロードクエストは15%まで。むしろ11%の(2)ハレルヤボーイや10%(11)ドレッドノータスの存在が気になる配置となっている。
もちろん(4)マイネルハニーは穴系ソフトにも大人気の存在で、それ以外に名前が挙がるのは(8)プランスシャルマンと(9)ケンホファヴァルトの2頭。今年はめずらしく少頭数のスプリングSだが、波乱の要素は十分。(4)マイネルハニーから(10)(2)(11)(8)(9)に流す結論となる。
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