桜花賞トライアルのチューリップ賞。阪神JFの勝ち馬が始動するレースとして長年定着していたのだが、一昨年のレッドリヴェール、昨年のショウナンアデラに続いて今年メジャーエンブレムの姿もない。調教技術の進歩によって引き起こされると思われるトライアルの空洞化、今が潮目の変わりどきだろうか。
そういった中、G1・阪神JF2着馬の(12)ウインファビラスや3着馬(10)ブランボヌールよりも注目されるのは、阪神JF未出走組の(9)ジュエラーや(16)レッドアヴァンセ、(11)シンハライトといった辺りだろうか。
しかし予想ソフトは未来への期待値よりも、過去実績を重んじる傾向。実績でいえばG1での好走組が後れをとるはずもなく、『カツラギ』は予想勝率16%で(10)ブランボヌールを筆頭に推奨。『ダビジェネ』も(12)ウインファビラスを本命としており、やはり両頭が一歩リードの結果となった。
さすがに(9)ジュエラーを切り捨てることはできないが、(16)レッドアヴァンセや(11)シンハライトは軽視傾向。穴系ソフトの注目は(13)(5)(3)の3頭で、チューリップ賞は(10)から(12)(9)(13)(5)(3)に流す結論としてみたい。
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