東京メーンのクイーンカップ。このレースの勝ち馬は次走トライアルを使わずに、そのまま桜花賞へ直行というローテーションが20年前から定着している。しかし残念ながら30年前のメジロラモーヌを最後に、このレースを使った馬が桜花賞を制覇した例はない。
とはいえ、ヴィルシーナやホエールキャプチャ、リトルアマポーラなど、オークス以降のG1勝ち馬は、ここから多数輩出。こうなると“桜花賞へ直行”というローテーションに問題があるのではないかと思えてこないこともない。
今年は阪神JFを1番人気で快勝した(6)メジャーエンブレムがここに出走。実績を重んじる予想ソフトがこれに抗う術はなく、予想勝率30%。『カツラギ』『ダビジェネ』『C−Lex』、すべての予想ソフトが◎の印を並べてきた。
もう1頭の重賞勝ち馬である(11)ビービーバーレルには穴系ソフトの支持が集まっており、さすがにこの辺りの機微は予想ロジックとしての面白さが垣間みえるところ。(6)の中心は動かせないものとして、相手には穴系ソフトの推奨馬を総動員。クイーンCは(6)から(11)(2)(12)(7)(9)に流してみたい。
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