(7)ジュエラーと(9)ラルク、2頭の牝馬が人気を集めることになりそうなシンザン記念。牝馬であることのみならず、この両頭はともに新馬勝ち直後のキャリア1戦馬。シンザン記念は90年代から牝馬の活躍が目立つレースではあったのだが、同時に1戦1勝馬の好走例がほとんど見当たらないレースでもある。
そういった点、やはり予想ソフトの評価はキャリアの少ない馬には厳しい評価を与えてきた。予想ソフトが行っているのは“想像力を駆使しての未来予測”ではなく、“過去実績の正確な比較”であるからだ。
『カツラギ』と『ダビジェネ』が2勝馬の(5)レインボーラインを筆頭推奨とし、『C−Lex』は重賞3着の(2)アストラエンブレム、そして同じく重賞3着の(12)ノーブルマーズに重い印が入ってくるのは当然の帰結ということなのだろう。
(7)ジュエラーと(9)ラルクは(10)ピースマインドとともに、むしろ穴系ソフトに注目される存在であり、人気馬としての旨みは無さそう。シンザン記念は馬連で(5)レインボーラインから(2)(12)(18)(17)(4)に流す結論としてみたい。
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