2009年と2010年をキンシャサノキセキが連覇し、続いて2011年と2012年はサンカルロが連覇。さらには2013年と2014年をリアルインパクトが連覇することになってしまった阪神カップ。稀に見るリピーター重賞と言えるだろう。ちなみに2007年と2008年はスズカフェニックスとマルカフェニックス。残念ながら、これは連覇ではない。
これら過去の勝ち馬たちはすべてその競走生活を終えており、今年は新たな阪神芝1400m巧者が待ち望まれるところ、予想ソフトが白羽の矢を立ててきたのは満場一致での(1)ビッグアーサーだった。
第1回からの過去9年を見てみると、3着以内に入った馬のほとんどは、前走が1600m以上だった馬。前走1200mからの距離延長、しかも初距離となる(1)ビッグアーサーには厳しいデータがそろっているのだが、予想ソフトはそれを気にも留めていない。
『ダビジェネ』『C−Lex』『カツラギ』の推奨で、その予想勝率は23%。大きく離れた2、3番手に(8)(14)の距離短縮組が続き、阪神カップは(1)から(8)(14)(2)(3)(12)に流す結論となる。
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