2歳牝馬のナンバー1決定戦、阪神ジュベナイルフィリーズ。朝日杯FSに対してホープフルSがある牡馬戦線とちがい、牝馬はこのレースが唯一無二の頂点。過去には大荒れ決着も多いレースだったが、06年の阪神改装以降は、桜花賞はもちろんオークスにまで直結するレースとなっている。
今年は2勝馬が14頭出走、しかし無敗の2戦2勝馬は1頭だけであり、見方によってはかなりの混戦。それぞれの馬がそれぞれにアピールポイントを持ち、それでいて突き抜けてはいないというメンバー構成か。
ただ、1番人気は(2)メジャーエンブレムで確定的。予想ソフトも『カツラギ』や『ダビジェネ』が同馬を本命に挙げており、予想勝率19%。文句なく、これが筆頭の推奨軸馬ということになる。
同じ2勝馬の中でも実績上位といえば(11)(15)(17)の重賞勝ち馬3頭ということになるのだが、これら3頭はいずれも総合6番手以下。特に前走(2)を下している(17)デンコウアンジュの低評価は意外。2番手以下は(18)(7)(1)(6)(3)と続き、ここはヒモ荒れ気配。阪神JFは(2)メジャーエンブレムから(18)(7)(1)(6)(3)に流す結論となる。
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