一昨年までオープン特別として施行されていた京都2歳Sが重賞に昇格。昇格前から“2歳馬にとって初めての”オープンでの2000m戦ということで、ヴィクトワールピサやエピファネイアを輩出してきた出世レースではあった。
昨年は出走8頭のうち4頭が2勝馬だったのだが、今年は12頭のうち2頭。中でも既に出世レースである札幌2歳Sを勝っている(3)アドマイヤエイカンは3連勝の期待がかかることになるのだろう。
たしかに『ダビジェネ』と『C−Lex』は問題なく(3)アドマイヤエイカンを筆頭に推奨。しかしそれでも『カツラギ』本命(10)ジョルジュサンクの存在が、(3)アドマイヤエイカンの独走を許さなかった。
5戦1勝の(10)ジョルジュサンクは『カツラギ』予想勝率17%。3走前のレコード勝ちが評価されたわけではなく、前走と前々走500万下のレースレベルが、札幌2歳Sを大きく上回っているということになる。
(3)アドマイヤエイカンの予想勝率13%も低くはないのだが、総合では(10)ジョルジュサンクが逆転。京都2歳Sは(10)から(3)(2)(5)(4)(7)に流す結論としてみたい。
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