二冠馬ドゥラメンテにも比肩する存在と言われていた(11)リアルスティールが、復帰戦の神戸新聞杯で完敗。ドゥラメンテが不在ではあるものの、それを下した(17)リアファルが一気に中心勢力に居座ることになった。
10月以前に3歳馬が“芝の古馬準オープン”を勝ち上がるのはかなり難しいことなのだが、それを成し得たのは95年ヒシアケボノ、近年では11年アヴェンチュラや14年エイシンヒカリなど、ごく少数。それらに劣らぬ素質馬が、早くも頭角を現わしてきた格好だ。
予想ソフトも、皐月賞2着(11)リアルスティールやダービー2着の(2)サトノラーゼンを完全に抑えこむ形で(17)リアファルを筆頭に推奨。『ダビジェネ』『カツラギ』は同馬の予想勝率を18%と設定し、2番手17%(11)リアルスティールと3番手8%(2)サトノラーゼンまでが不動の配置となっている。
もうひとつ気になった点を挙げると、4番手以下が大混戦。通常勝ち目の薄い馬は限りなく0%に近くなるものなのだが、この菊花賞は6%の4番手から3%の15番手まで、12頭ほどが横一線。ならばヒモ穴狙いもアリだろう。菊花賞は(17)から(5)(4)(10)(6)(8)へ。
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