出走13頭中10頭までもがディープインパクト産駒という毎日王冠。13頭すべてがサンデーサイレンスの孫になる。過去同レース同馬の産駒は、延べ9頭が出走して0勝。決して相性の良いレースとは言えないのだが、どうだろう。ちなみに前年まで、4頭以上のディープ産駒が同一年の毎日王冠に出走した例はない。
今年はG1タイトルを持つ馬が4頭と多くはないのだが、8戦7勝(13)エイシンヒカリや3歳馬(7)アンビシャスなど、実績より将来性を期待されるメンバーが多く集まった印象だ。
しかし予想ソフトは基本的に(調子や将来性よりも)実績重視。やはりそれら素質馬が首位を争うことはなく、6歳勢4頭が高く評価される構図となった。 『カツラギ』の首位は予想勝率16%での(1)グランデッツァ。それに続くのが『C−Lex』推奨(5)ヴァンセンヌと『ダビジェネ』本命(4)ディサイファで、さらにもう1頭、(3)クラレント。上位を争う6歳馬4頭のうち、2頭が非ディープ産駒という辺りが面白い。穴系ソフトの推奨は(10)(9)の2頭で、毎日王冠は(1)から(5)(4)(3)(10)(9)の結論となる。
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