新潟メーンの日本海ステークスは、JRA夏季開催唯一となる準オープンの長距離戦。芝、ダート合わせても2100mを超える準オープンは他に1レースもないのだが、毎年の出走頭数はフルゲート18頭に対して10頭前後。ここに頭数がそろわない以上、それも仕方のないことか。
今年の日本海S、注目は唯一の3歳馬(3)アダムスブリッジか。しかし先週も書いたのだが、この時期の3歳馬が芝の準オープンを勝つのは容易なことではない。それは単純に古馬との力関係。本当に力のある3歳馬は、すでにオープンクラスの賞金を稼いでいるからだ。
近年この条件をクリアできた馬はアヴェンチュラ、ショウナンマイティ、アズマシャトルやエイシンヒカリなど、ごく少数。勝てば重賞級の証だが、狙うとしては分が悪い。
そして、そういった傾向を見透かすかのように、予想ソフトは(3)アダムスブリッジを完全無印。連勝中の4歳馬(4)ショウナンバッハも今ひとつ評価が上がらず、『カツラギ』などが前面に押し出してきたのは唯一牝馬の(9)セキショウだった。日本海Sは(9)から(5)(7)(6)(10)(8)に流してみたい。
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