主役不在と言われるとこが多い近年のマイル路線だが、この1年はそれが特に顕著。実は去年の安田記念以降、1800m以下の古馬重賞は1番人気が35戦2勝、勝率6%という成績。
スワンSのミッキーアイルと、ダービー卿CTのモーリス。この1年、1番人気で勝っているのはこの2頭だけなのだ。通常、1番人気の勝率は約32%。ならばこの安田記念も、流れに沿って1番人気を嫌ってみるべきか?
しかし予想ソフトの考えは、また少し視点を変えたところ、その1番人気での勝利経験を持つ(5)ミッキーアイルと(6)モーリス、2頭の評価を上げてきた。とくに(5)ミッキーアイルは『カツラギ』『ダビジェネ』の本命として重なり、予想勝率19%。『C−Lex』推奨の予想勝率15%(6)モーリスがそれに続く形となっている。
(10)フィエロや(13)ヴァンセンヌの評価も低くはないのだが、それぞれ総合4、5番手に収まっており、人気馬としての信頼度は今ひとつ。穴系ソフトも含めて印は内枠の馬に集中しており、安田記念は(5)ミッキーアイルから(6)(2)(1)(3)(4)へ。内の6頭で固める結論となる。
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